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経営理念は意義とブレない判断基準になる。
2020.05.26
グライドでは経営理念の事をフィロソフィーと呼んでいます。
英語のphilosophy(フィロソフィ)はギリシャ語「philosophia (知を愛すること)」が語原で、「知恵(sophia)」+「愛する(philein)」とう言葉から成り立っており、経営理念という少し堅苦しい言葉より何だか人間味があって心地がよいなと感じ、こう表現しました。
グライドのフィロソフィーは「楽しむ。こだわる。届ける。」
楽しむ。
楽しみながらデザインをする。
楽しい仕事を作り出す。
楽しむ姿勢をもって仕事をする。
こだわる。
クオリティを追求する。
妥協せず、甘えず、常にベストを尽くす。
そうする事で成長できる。
届ける。
楽しみ、こだわったデザインは
手にした人、見た人をワクワクさせられるはず。
そんな「心を動かせる」デザインを届けよう。
このフィロソフィーは「何のために仕事をしているのか」という存在意義であり、その問いに対する私たちの考え方です。
これを元にニューノーマルを見据えた「グライドビジョン2.0」という目指すべき中長期のビジョンや「売れるデザイン《心が動くデザイン》を創っています。」というデザインコンセプト(ミッション+バリュー)生まれています。
ここで使っているフィロソフィー、ビジョン、ミッション、バリューという表現は本来の言葉の定義から外れているかもしれません。しかし大事なのは自社内に響く言葉で伝えるという事だと思います。
経営理念はデザインにおけるコンセプトと似ています。
コンセプトのあるデザインは軸がしっかりしいることで表現がブレません。
すなわちデザインをする時は、コンセプトに沿ったものになっているかがすべての判断基準となります。
当社がコンセプトを作成したのちに、デザインに入る提案をしているのはこの為でもあります。
グライドのフィロソフィーを日々の仕事に落とし込むと
▶︎ 楽しめているか?
▶︎ こだわってデザインできているか?
▶︎ デザインでワクワクさせられているか?
という判断基準になります。
スタッフ一人ひとりがこのフィロソフィーを心がける事で、デザイナーが陥りがちな独りよがりのデザインではなく、私たち自身→クライアント→コンシューマー。関わる人たち全員に、笑顔になれるデザインを届けられると考えています。
この考動は自社ブランディングにも繋がる大切な要素となります。
まとめ
・理念とは何のために仕事をしているのかという意義になる。
ビジョン、ミッション、バリューの元となる。
・すべての判断基準になる。
一人ひとりの考動の指針となる。
・自社ブランディングに繋がる。
理念を元にオリジナリティを確立して発信していく。
(小久保あきと)